配属後も一貫したサポート体制で、スタッフの不安に寄り添っていく - S.I.
近年、「無期雇用派遣」という働き方を提供する人材サービスが増えています。今回はキャリアアドバイザーのIが、マイナビキャリレーションならではの「強み」を紹介すると共に、事務職未経験の不安をいかに解消するかについてお話しします。
一貫したサポート体制と、充実した研修制度で求職者をフォロー
── まず、Iさんのキャリアについて聞かせてください。どのような経緯から、マイナビキャリレーションでキャリアアドバイザーの職を選んだのでしょうか。
前職では旅行会社の法人担当部署におり、複数の企業をクライアントとして持ち、出張の手配をしたり、現地通訳の手配をしたりしていました。コロナ禍で旅行業界がダメージを受けたタイミングで転職を決意し、人材業界を中心に転職活動を始めました。
もともと、新卒の就職活動では旅行業界と人材業界を軸にしていたんです。どちらも、お客様が求めていることを聞き取る傾聴力と、課題に応じた解決策を提示する提案力が求められる仕事。前職の経験を活かせたらと、マイナビの転職エージェントで転職先を探したところ、とても親身になって相談に乗ってもらえたんです。マイナビ自身に魅力を感じたところでちょうど募集があり、2021年5月からマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーとして働いています。
── 今回は、マイナビキャリレーションの「強み」についてお話を伺いたいと思います。マイナビキャリレーションを全力でおすすめしたくなるような「強み」は、どこにあると思われますか。
2つあると思っています。1つは「一貫したサポート体制」。マイナビキャリレーションでは、応募者の一次面接から入社に至るまで、基本的には同じキャリアアドバイザーが担当します。配属後は営業担当もつき、2名体制で業務をバックアップする形です。応募者とは面接の時点からお話を伺っているので、お互い話しやすい空気が作れますし、一人ひとりに的確なフォローができるのは強みだと感じています。
もう1つは「充実した研修制度」です。応募者のほとんどは事務職の経験がないため、マイナビキャリレーションではさまざまな研修制度を整えています。入社後はExcelやWordといったPCスキルを学ぶOA研修や、映像を見ながら事務職の疑似体験ができるマイナビキャリレーション独自の研修「ムビケーション」が用意されており、配属後もeラーニングによるスキルアップが可能です。
未経験だからこそ生まれる不安を、キャリアアドバイザーが解消する
── 事務職の経験がないため、選考でアピールできる経験がないことを不安に感じている方も多いかと思います。そうした方々に、選考ではどのように接しているのでしょうか。
選考でその方の個性や強み、経験を引き出すことも、キャリアアドバイザーの仕事の1つだと思っています。事務職には1人で黙々とPCに向かうイメージがありますが、ほかにもさまざまなスキルが求められます。たとえば、コミュニケーション能力。接客販売や保育士などは、周囲と頻繁にコミュニケーションを図る仕事ですので、たとえPC操作などに苦手意識があったとしても、そのコミュニケーション能力は、事務職で十分に活かすことができるわけです。
また、事務職は正確性やスピード感も求められるので、集中力が必要な検査やチェック業務などに携われていた方も活躍できます。珍しいところでは、元アスリートや元モデルの方が事務職に転身された例もありますね。選考ではこうした過去の経験をお伺いして、一緒にアピールポイントを見つけられるよう心がけています。
── 先ほど「一貫したサポート体制が強み」という話がありました。事務職未経験で入社された方には、どのような形でサポートをされるのでしょうか。
キャリアアドバイザーが定期的に電話で状況確認をしたり、数ヵ月に1回のペースで営業担当が企業に直接訪問したりしています。ですから、もし「周りについていけない」「業務の進め方がよくわからない」といった職場環境の悩みがあれば、キャリアアドバイザーを通じて企業の方にアプローチし、改善策を相談することもできます。具体的に対応してくださる企業もたくさんいらっしゃいますので、まずはどんな些細なことでも、キャリアアドバイザーにご相談ください。
相手に寄り添うこととは、相手の未来を真剣に考えること
── キャリアアドバイザーとして求職者と向き合うなかで、大切にされていることを教えてください。
先ほど「一緒にアピールポイントを探す」とお話したように、スタッフの皆さんに寄り添うことを一番大切にしています。スタッフの皆さんと同じ目線に立って、解決策を探していけたらと思っています。
とは言え、ただ優しい言葉をかけることだけが「寄り添う」ではありません。ときには現実を知ってもらうために「客観的に見るとこうですよね」と、厳しい意見をお伝えすることもあるんです。やはり仕事ですから、ご本人の主張を通すばかりでなく、譲歩しなくてはいけないこともあります。社会人として長く働き続けるためにも、「そういう考え方もあるんだ」と気付いてもらうことも大事だと考えています。
── 長く働き続けるという意味では、無期雇用派遣での働きぶりを認められて、直接雇用される方も多いと聞きました。
そうですね。関西では約3割の方が直接雇用に切り替わっていらっしゃいます。ただ、無期雇用派遣の働き方に満足されている場合は、直接雇用の打診があっても、引き続き無期雇用派遣で働き続けることも可能です。ご自身のワークライフバランスに合わせて、働き方を選んでいただけたらと思います。
── 最後に、これから事務職にチャレンジしたいと考えている人に向けてメッセージをお願いします。
業種業態によって事務の仕事はさまざまです。初めての事務職に「自分は向いていないのかもしれない」と悩まれる方もいますが、そんなときは、私たちキャリアアドバイザーがしっかりサポートしますのでご安心ください。
たとえ事務職未経験でも、前職の経験を活かせることは多いですし、意欲やモチベーションさえあればスキルアップできる環境は整っています。もちろん、事務職経験者の方も歓迎です。ぜひ、安心して挑戦していただけたらと思います。