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選考は2ステップ!自分に足りないスキルは入社前研修で克服 - 翻訳会社勤務

販売や飲食の仕事を経験したのち、理想のライフスタイルを求めて転職を決意したN.T.さん。未経験ながら企業の事務職に挑戦し、現在は翻訳会社で一般事務として働いています。「関西から関東への転職」「事務職に必要なPCスキルの不足」といった不安を抱えていたN.T.さんは、どのように転職を成功させたのか。その歩みを聞きました。

プロフィール

  • N.T.さん(翻訳会社で勤務中)
  • 販売や飲食を経験したのち、マイナビキャリレーションで無期雇用派遣事務職にチャレンジ。

抱えていた不安をすべて解消してから、事務職に臨むことができた

── 転職を考えたきっかけを教えてください。

これまで販売や飲食の仕事を経験してきましたが、いずれもお客様が多く訪れるのは土日祝が中心で、カレンダー通りに休めない生活が続いていました。残業も多かったため、ライフスタイルを変えたかったのが転職の主な理由です。前職(飲食)では、2年半前に子会社に異動したタイミングで関西へ転勤していたため、そろそろ出身地のある関東に戻りたいという思いもありました。

最初は、関東で事務職の正社員の求人を探したのですが、これまでPCに触れたことがほとんどなく、WordやExcelのスキルもほぼゼロでしたので、「この状態でいきなり事務職に飛び込んで大丈夫だろうか」という不安がありました。いろいろ調べているうちに、マイナビキャリレーションで無期雇用派遣という働き方があることを知り、これなら未経験でもチャレンジできるかもしれないと思い応募しました。

── マイナビキャリレーションの選考は、どのように進んだのでしょうか。

一次選考はリモート面接でしたので、当時住んでいた関西の自宅から参加しました。ただ、直前でPCの調子が悪くなり、急きょ電話で行うことになったのです。予期せぬトラブルで焦りましたが、キャリアアドバイザー(CA)さんに臨機応変にご対応いただき、安心して面接に臨むことができました。面接では和やかに話が進み、「PCスキルに不安があるが派遣先で活躍できるのか」「派遣先で直接雇用されるケースはあるのか」など、こちらの疑問にもていねいに答えてもらえました。

最終選考は、本社での対面形式でした。事前にCAさんから、志望動機や前職の経験、今後の目標などを聞かれると伺っていたので、あらかじめ回答を用意して臨めましたね。また、一次選考後のタイミングで性格診断テストに答えていたので、その結果を踏まえながら、得意なことや苦手なこと、前職の経験から興味がある業界などを話す時間もありました。面接官の方がとても穏やかで、リラックスして話せたのが印象に残っています。

── 一次選考、最終選考の2ステップを経て内定なのですね。その後は、入社前に研修があると伺いました。

内定後に、PCスキル研修が2日間、ビジネスマナー研修が丸1日ありました。PCスキル研修では、WordとExcelでそれぞれ1日かけて研修があり、実際に自分でPCを操作しながら課題をこなす形で行われました。テキストや解説動画が用意されており、それでもわからない場合は講師の方に直接聞くこともできます。Excelの関数は特に苦戦しましたが、きちんと理解してから自分のペースで先に進めるのはよかったですね。実際にPCに触った経験も、安心感に繋がりました。

また、ビジネスマナー研修では、電話の取り方や上司との話し方などを、内定者でグループを組みロールプレイングで学びました。前職が接客業だったので、コミュニケーションには自信があったのですが、講師の方から「言葉使いが柔らかすぎる」と指摘を受けたんです。敬語だと思っていた言葉使いが敬語ではないなど、指摘されて初めて気がつくことも多かったですね。現在の派遣先では電話やメールの対応が多いため、研修を受けてよかったと実感しています。

N.T.さんの1日

  • 9:30

    出社。仕事スタート。
    メールチェック。翻訳者からの質問や問合せなどに返信。

  • 10:30

    翻訳されたデータをチェック。明らかな誤訳や抜け漏れなどがないかを確認し、ネイティブチェックや校正者など次の作業者へ送付する。

  • 11:50

    ランチ。
    デスクで食べることが多い。自分でお弁当を作ってくることも。

  • 12:50

    午後の仕事スタート。
    新たに受注した案件のデータを処理し、翻訳者へ打診をする。

  • 15:00

    制作したデータについて社内で申し送り。DTP担当と調整をしたり、品質管理担当に確認を依頼したりなど。

  • 18:30

    終業。退社。
    残業はほぼなし。

販売と飲食で培った「状況把握力」が事務職に役立った

── 現在の仕事内容について教えてください。

翻訳会社で一般事務として働いています。私が所属する部署は工業系の翻訳を担当しており、機械の取扱説明書などの翻訳を行っています。翻訳は社外の翻訳者にお願いしており、私は翻訳者の手配や、データのやりとり、納期の管理などを担当しています。翻訳者に依頼をする際は、文字数や期間を伝える必要があるため、企業から依頼があった文章に対して「どの部分を翻訳するのか」「参考資料はあるのか」といった情報から仕事量を見積もる必要があります。

翻訳者からデータが送られてきたら、それをネイティブの方にチェックしてもらい、校正者へと回します。平均して5,6件の案件が同時並行で進み、どの工程まで進んでいるかは案件ごとに異なります。翻訳に抜け漏れはないか、納期に遅れはないかなど、先輩の助けを借りながら日々管理を行っています。

── 前職の経験が生きていると感じる場面はありますか?

担当している案件は複数あり、翻訳の内容や言語、翻訳者などがそれぞれ異なります。それらが同時並行で動くため、案件管理ではどの案件がどの状態にあるか常に把握しなくてはなりません。最初は大変な仕事だと思ったのですが、実際にやってみると販売や飲食の経験がとても役立つと感じました。

販売や飲食は、お客様の状況を把握しなくては務まりません。「この商品を見ているから声をかけよう」「そろそろ食べ終わるから次のメニューを出そう」など、常に周囲にアンテナを張って動いていたんです。この「状況を把握する力」が、事務の仕事にも生かせるのは意外でしたし、なにより、自分が会社に貢献できることがうれしかったですね。

── 最後に、マイナビキャリレーションへの応募を検討している方へ、メッセージをお願いします。

入社前研修でPCスキルやビジネスマナーを初歩から教えてもらい、不安を解消してから事務職に就けたのは本当によかったと感じています。事務職にチャレンジしたことで、「世の中にはこんな会社があるんだ」と世界が広がった感覚もありました。未経験からの転職に迷いがある方も、ぜひマイナビキャリレーションに応募してもらえたらと思います。

担当CAからのコメント

N.T.さんは学生時代からスポーツに打ち込み、前職においてもタフな働き方をされていたため、責任感や、やり切る力が強い方だと感じておりました。また、非常に素直なお人柄で、初めてのことにも意欲的に挑戦でき、吸収するポテンシャルがある方とお見受けし、ぜひ当社のスタッフとして就業していただきたいと思いました。

N.T.さんは当社以外に、他の企業様からも内定が出ていたようですが、「未経験から事務職に挑戦できるサポート体制」や「配属先での社員登用制度」などをお伝えしたところ、当社の働き方に共感し、入社を決めてくださいました。

現在、配属先では、持ち前の勤勉さで資料などを見て反復学習をし、煩雑な業務に関してもしっかり取り組んでくださっております。N.T.さんは、これまでのご経験や研修でのご様子などからも、実践を重ねる中で着実に成長されるタイプだと感じています。
今後のさらなる成長を期待し、応援しております!

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