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営業事務は「やめとけ」と言われる理由は?営業事務の魅力や向いている人の特徴も

マイナビキャリレーション編集部
営業事務 やめとけ

営業事務を目指すうえで、周囲から「やめておいたほうがいい」という声があるかもしれません。なぜそのような声があるのでしょうか。この記事では営業事務は「やめとけ」と言われる3つの理由に加えて、営業事務ならではの魅力や向いている人の特徴を解説します。

営業事務として活躍する先輩の声も紹介しますので、営業事務への転職やキャリアチェンジを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

営業事務とは

営業事務とは営業部門や営業担当者を事務面から支える仕事です。具体的な業務内容は以下のとおりです。

【営業事務の主な業務内容】

  • 書類の作成・処理・ファイリング
  • 顧客情報の管理
  • 在庫の確認・管理
  • 受注処理・出荷の手配
  • 営業資料(プレゼン資料・会議資料など)の作成補助
  • 備品の管理・発注業務
  • 郵便物の仕分け・発送
  • 電話対応・メール対応・来客対応

上記のように営業事務の業務は多岐にわたり、営業部門においてなくてはならない重要な役割を担います。

営業事務についてさらに詳しく知りたい方は次の記事もご覧ください。

営業事務は「やめとけ」と言われる3つの理由

営業事務は営業活動をスムーズに進めるために欠かせない存在です。しかし、その一方で、以下のような理由から「営業事務はやめたほうがいい」といった声が聞かれることもあります。

理由1営業の繁忙期には業務量が増える

営業事務の仕事は営業部門の動きに連動して発生するため、特定の時期に業務量が大幅に増える傾向があります。

たとえば、月末や四半期末、キャンペーンの実施期間などには資料作成や受注処理、出荷対応などの業務が増えます。特に忙しい時期には残業が必要になることも少なくありません。

理由2忙しいときでもミスは厳禁

営業事務の仕事では、スピードだけでなく高い正確性が求められます。

特に受注内容や売上データ、請求業務などの処理は、わずかな入力ミスが大きなトラブルに繋がる可能性があるため、どれだけ忙しくてもミスは許されません。そのため、常に正確さと注意力が求められ、緊張感を持って仕事に取り組む必要があります。結果として、プレッシャーやストレスを感じる場面も少なくありません。

理由3自分の業務の目的が環境や分業度によっては見えづらくなることがある

営業事務は基本的に営業スタッフをサポートします。営業に必要な各種資料の作成なども行いますが、顧客と営業の現場に、直接関わる機会が少ないことから自分の業務がどう売上に貢献しているのか実感しづらいことがあります。

特に大企業のように分業が徹底され、組織内でKPIの共有が十分に行われていない環境では、「何のためにこの作業をしているのか」と目的を見失いがちになり、やりがいを感じにくくなることもあります。

営業事務には「やめとけ」の理由をカバーする魅力がある

営業事務は「やめとけ」の根拠となる3つの理由を上回る魅力や、他の職種にはないやりがいが得られる仕事です。ここでは営業事務ならではの魅力を3つご紹介します。

魅力1会社の売上の流れを見える化しやすい

営業事務の大きな魅力は、自分の仕事が営業の成果や売上という形で表れる点にあります。KPIや売上状況の共有が薄い環境では目的を見失いがちですが、仕組みを整えたり、営業チームや上司と業務の関連性を意識的に共有したりすることで、自分の仕事が売上にどう貢献しているのかを明確に把握することができます。たとえば、定期的に営業成果と自分の担当業務の関連をレビューするといった方法を取ることで、単なる作業ではなく会社の成果に直結する仕事としての意義を実感しやすくなります。

事務職の中でも営業事務は会社の売上に直接関わることができる職種です。営業チームの活動を受けて自分が入力・処理した受注が会社の利益に繋がっていく過程を見ることができるため、仕事のやりがいや自分の貢献度を感じながら働くことができます。

魅力2営業に感謝されることが多い

営業事務は営業スタッフから感謝や信頼を得やすいポジションです。

たとえば、資料作成や受注処理、問い合わせ対応などの業務が集中する繁忙期に正確かつ迅速に仕事をこなし、営業スタッフが安心して営業活動に専念できる環境を整えたときには、「○○さんがいてくれて助かった」「頼りになる」などの感謝の言葉をもらうことも少なくありません。そうした感謝の言葉や信頼関係が仕事の大きなモチベーションになり、やりがいを持って働くことができます。

魅力3PCスキルが身に付く

営業事務はパソコンを使った作業が多い仕事のため、自然とパソコンスキルを身に付けることができます。

たとえば、見積書や提案資料の作成、受注データの入力や管理、売上報告書の作成、メール作成などの業務で、さまざまなソフトウェア・ツールを使います。Excel(エクセル)やWord(ワード)などの基本ソフトに加え、営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)といった専門的なツールを使う機会も多いため、ビジネスパーソンに求められる幅広いパソコンスキルが身に付きます。

営業事務で培ったこれらのスキルは将来のキャリア形成において大きな強みとなるため、キャリアの幅を広げたい方にも非常におすすめの仕事です。

営業事務に向いている人の特徴

営業事務は営業チームのサポート役として多様な業務をこなすポジションであり、さまざまなスキルが必要ですが、仕事の性質に合った適性も求められます。

ここでは、営業事務に向いている人の代表的な特徴を3つ紹介します。自分に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

特徴1数字の管理に強い人

営業事務の仕事では見積書や請求書の作成、受注データの入力、売上管理など数字を正確に扱う業務が日常的に発生するため、細かい数字に強く、ミスなくていねいに処理できる人が向いています。

また、売上データや受注情報を扱う中で、商品の売れ行きや受注が集中するタイミングなどを把握できるようになれば、数字を分析して営業活動の改善に活かす提案ができるようになります。ただ数字を扱う作業を正確にこなすだけでなく、データから価値を見出す力がある人はさらに向いているでしょう。

特徴2コミュニケーションが苦にならない人

営業事務の仕事は、人との対話が苦にならず、どんな人とも円滑にコミュニケーションを取れる人が向いています。

社内の営業スタッフだけでなく、他部署の人、取引先や顧客とやり取りする機会も多いうえに、連絡手段も電話やメール、対面などさまざまです。日常的に人と関わる場面があるため、コミュニケーションが得意で、相手や状況に合わせた柔軟な対応ができる人は特に活躍しやすい職種です。

特徴3デスクワークが得意・好きな人

営業事務の仕事はデスクワークが中心で、長時間座って集中して作業を進めることが多いため、コツコツ続けられることが得意な人が向いています。

書類整理や資料作成、パソコン操作などの地道なデスクワーク作業が得意、あるいは苦にならない人もこの仕事で力を発揮しやすいです。 また、集中力を維持し、繰り返しの作業でも飽きずに継続する忍耐力がある人にも向いているでしょう。

実際に営業事務として働いている人の声

次に、マイナビキャリレーションに就業し、無期雇用派遣の営業事務として、ひと足先に活躍している先輩スタッフの声を紹介します。

マイナビキャリレーションで事務職として働いている先輩の声

【プロフィール】

  • 接客業を経験した後、ワークライフバランスを見直すためにマイナビキャリレーションで無期雇用派遣事務職にチャレンジ。
  • 現在は人材サービス会社で営業アシスタントとして勤務。
  • 配属先での直接雇用を目指して活躍中。

人と接することが好きで接客業に従事していました。しかし、仕事とプライベートの両立を考えて事務の仕事にチャレンジ。事務職未経験だったため、キャリアアドバイザーのサポートが充実していることや研修制度がしっかりしていることが決め手となってマイナビキャリレーションに応募しました。

業務をロールプレイングする研修で事務職のイメージをつかみ、パソコン研修やビジネスマナー研修を受けたことで、未経験という不安をなくし自信をもつことができました。そして、現在は人材サービス会社で、前職の接客業で培ったコミュニケーション能力を活かして仕事に取り組んでおり、将来的には配属先での直接雇用を目指しています。

(出典:未経験から事務職にチャレンジ!接客業のコミュニケーション能力を仕事に活かす - 人材サービス会社勤務)

ほかの方のインタビューもご覧になりたい方は次の記事をご覧ください。

よくある質問

最後に、営業事務に関するよくある質問とキャリアアドバイザーからの回答をご紹介します。

Q.1営業事務としてのスキルに自信がありません。

営業スタッフをサポートする営業事務には主に次の5つのスキルが求められます。

  • コミュニケーションスキル
  • PCスキル
  • 作業の正確性・スピード
  • スケジュール管理能力
  • 臨機応変な対応

マイナビキャリレーションでは営業事務に必要なパソコンスキルやビジネスマナーの研修を用意しており、研修を通して基礎から学び、身に付けることができます。また、専任のキャリアアドバイザーが付き、サポートも受けられます。スキル面の不安を解消して営業事務へチャレンジしたいという方はぜひマイナビキャリレーションにご相談ください。

営業事務の業務に必要なスキルについては次の記事もご覧ください。

Q.2事務の実務経験がなくても営業事務へのチャレンジはできるのでしょうか?

未経験であっても営業事務へのチャレンジは可能です。

営業事務の転職では経験者が有利であることは否めません。しかし、営業事務の仕事は社内のスタッフだけでなく社外のお客様と接する機会が多いため、いつも笑顔で明るく働ける人や高いコミュニケーションスキルのある人は未経験であって挑戦が不安という方はぜひご相談ください。

また、パソコンスキルやビジネスマナーなど営業事務として必要なスキルがあればさらにチャンスは広がります。マイナビキャリレーションではパソコンスキルなど必要なスキルの研修だけでなく、専任のキャリアアドバイザーによる相談も受けられます。

未経験で営業事務に挑戦することが不安な方は次の記事もご覧ください。

マイナビキャリレーションが未経験の方の営業事務への転職をサポート

営業事務は営業チームのサポート役として多様な業務をこなすポジションであり、1数字の管理に強い人2コミュニケーションが苦にならない人3デスクワークが得意・好きな人」に向いている仕事です。「繁忙期は特に忙しい」「緊張感がありストレスを感じやすい」といった声がある一方で、営業チームひいては会社の売上を支える重要な役割としてのやりがいや、ビジネススキルを幅広く身に付けられる魅力的な仕事でもあり、今後のキャリア形成にも大きくプラスとなります。

営業事務の仕事への転職を考えているなら、入社前研修で基礎力を固め、充実したサポートを受けながらキャリア構築が可能なマイナビキャリレーションがおすすめです。マイナビキャリレーションではビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、パソコンスキルなどの研修を用意しており、専任のキャリアアドバイザーが事務経験のない方の転職・キャリアアップを全面的にバックアップします。

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この記事を書いた人

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

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