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【すぐに使える例文つき】経理事務の志望動機の書き方と重要ポイントを解説

マイナビキャリレーション編集部
経理事務 志望動機

経理事務の仕事に興味があるけれど、どのような仕事内容なのか、どのような志望動機を書けばよいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。経理事務の仕事内容や平均年収とあわせて、志望動機で重要な3つのポイントやすぐに使える志望動機の例文を紹介します。

目次

経理事務とは?まずは仕事内容を理解しよう
経理事務の志望動機で重要な3つのこと
すぐ使える志望動機の例文
志望動機に関するよくある質問
採用担当者への訴求力の高い志望動機を作成して経理事務としてのキャリアをスタートしましょう

経理事務とは?まずは仕事内容を理解しよう

経理事務とは、企業活動に関わるお金を管理する重要な職種です。具体的には、以下のような業務が挙げられます。

経理事務の仕事内容

  • 入出金管理
  • データ入力
  • 伝票起票
  • 帳簿記入・作成
  • 経費計算
  • 給与計算
  • 税金の申告・支払い
  • 財務諸表・貸借対照表の作成

経理事務は、企業のお金の部分を経理職と共に支える重要な職種と言えるでしょう。

経理事務の志望動機で重要な3つのこと

経理事務の採用時には、志望動機で以下の3つがチェックされます。経理事務の志望動機を書く際には以下の3点を上手にアピールし、採用担当者の興味を引く志望動機を作成しましょう。

強い責任感とモラル遵守の意識

経理事務の志望動機では、企業のお金という機密情報を扱っていることに対する強い責任感とモラルが備わっていることをアピールしましょう。

経理事務が取り扱うのは、会社の経営状態や資産情報といった企業の重要な機密情報となる財務の部分です。また、全部門の取引や社員の給与などさまざまな内部情報も取り扱います。つまり、経理事務は、業務を通して企業が決して外部に漏らしてはいけない重要な部分に精通する職種であるため、他部門以上に強い責任感とモラルを持つ人材でなければ採用されません。

企業の重要情報の管理を任されていた、職場で情報部門の担当だったなどの経験があればしっかりアピールしましょう。

業務に活かせるスキルや資格

経理事務は、さまざまなスキルが求められる職種です。具体的には、Excel(エクセル)や会計ソフトなどパソコンの入力作業が多いため、パソコンスキルは欠かせません。また、経理の仕事はチームで行うことになるため、同じ職場の方と良好な関係を築くコミュニケーションスキルも必要です。

また、適切に処理するために経理や会計の知識も必要です。正しく作業ができるかどうかを見るために、保有資格をチェックされることも多いです。以下の資格は、経理や会計の知識やスキルがあることの証明になります。

経理事務に役立つ8つの資格

  • 日商簿記・全商簿記
  • 給与計算検定
  • ビジネス会計検定
  • BATIC(国際会計検定)
  • FASS検定
  • 経理事務パスポート検定(PASS)
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • ファイナンシャルプランナー

経理職経験者であれば、保有資格と合わせて実績をしっかりアピールしましょう。使用したことのある会計ソフト等があればそれもアピールポイントになります。

正確で迅速な処理能力と修正能力

経理事務の業務は、企業のお金を取り扱う仕事です。もし処理や計算、記入に何らかのミスがあれば大きな問題になりますので、ミスなく入力して正確に作業を行うスキルに加え、万が一ミスがあったときに修正できる力も必要です。さらに、毎日の作業に加えて毎月発生する給与計算や経費精算、決算期などもあることから、業務を計画的に進め、期日内に完了する迅速な処理能力も重要視されます。

実際に企業等での経理業務の経験や、トラブル発生時の対応経験は大きなアピールポイントとなるので具体的にアピールしましょう。

すぐ使える志望動機の例文

自己PR 例

次に、具体的に経験者・未経験者別に経理事務の志望動機の例文を4つ紹介します。上記の3つの重要ポイントに加え、経理事務を目指すきっかけとなるエピソードを具体的に伝えることで、さらに採用担当者に入社への熱意が伝わる内容になります。

経験者向け/自身の経験とスキルをアピールした例文

私は前職で3年間、中小企業の経理部門で勤務し、日次・月次の会計処理から決算業務まで幅広く経験してきました。特に、会計ソフトの導入プロジェクトに携わり、業務効率化に貢献できたことは大きな自信となっています。

貴社に興味を持ったのは、急成長中の企業であり、経理部門の強化に力を入れているという点です。私のこれまでの経験とスキルを活かし、貴社の経理システムの最適化や業務プロセスの改善に貢献できると考えています。

また、貴社の革新的な事業展開に魅力を感じており、その成長に経理の側面から寄与したいと考えています。現在は日商簿記2級の取得を目指して勉強中です。常に自己研鑽に努め、貴社の経理部門の中核として活躍したいと考えております。

経験者向け/責任感をアピールした例文

私が貴社の経理担当を志望する理由は、これまで衣料メーカーで3年間、伝票整理、領収書整理、経費精算、会計ソフトへの仕訳入力などの業務を通じて培った経験を、さらに広い業務範囲で活かし、成長したいと考えたからです。経理業務に携わり始めた当初は戸惑うこともありましたが、事務処理の正確さとスピードが会社全体に影響を与える重要性を実感し、常にその点を意識して業務に取り組んできました。

また、業務効率の向上を目指して業務フローの改善を提案し、それが採用された経験もあります。ミスのない正確な処理と提案力が評価される中で、任される業務も増え、会社全体のお金の流れを把握することができるようになりました。この経験を通して、より大きな企業でさらに幅広い経理業務に挑戦し、専門性を高めていきたいと考えています。

多くの取引先を持つ貴社であれば、今までの経験を活かしながらスキルアップでき、さらにはそのスキルを貴社の経理担当者として十分に発揮・貢献できると思い、志望しました。

未経験者向け/経理事務を志した理由をアピールした例文

私が貴社の経理事務職を志望する理由は、経理・会計が企業の経営や判断において重要な役割を果たすことに気づき、企業の基盤を支える経理業務に携わりたいと思ったからです。

前職の食品メーカーでの営業経験を通じて、利益計画やコスト管理が企業の成長に直結することを実感し、経理業務の重要性を認識しました。このような背景から、貴社の経理事務職を志望いたしました。

未経験者向け/他事務の経験をアピールした例文

私が経理事務を志望する理由は、これまで保険会社で3年間営業事務として勤務してきた中で培ったスキルや経験を、より専門的な分野で活かしたいと考えたからです。営業事務では、目的やニーズに応じたデータの収集や正確な数字入力が求められる資料作成のスキルを身につけました。これらの点については上司からも高い評価をいただいており、特に数字を扱う業務に対してやりがいを感じるようになりました。

経理事務は未経験ですが、営業事務で培ったパソコンスキル、正確性を重視する姿勢、そして営業スタッフや取引先との円滑なコミュニケーション能力を活かして、貴社の経理部門に貢献できると確信しています。今後は、これらの強みを基盤に経理としてのキャリアを積み、専門的なスキルを磨いていきたいと考えています。

志望動機に関するよくある質問

最後に、志望動機に関するよくある質問について解説します。

Q.1事務職の実務経験がなくても、経理事務へのチャレンジはできるのでしょうか?

事務職の実務経験がなくても経理事務へのチャレンジは十分に可能です。

実務経験は採用担当者に高く評価されるポイントですが、実務経験がなくても、前職の職種に経理事務に通ずる業務や、関連する領域の知識や経験があれば、評価されるケースもあります。

しかし、まったくの未経験で不安と感じているなら、まずは日商簿記など評価される資格の取得を目指しましょう。それとあわせて、未経験者を歓迎しているケースも多い派遣社員の仕事から始めてみるのもおすすめです。そこでしっかりと実績と経験を積むことで、次のキャリアも築きやすくなります。

マイナビキャリレーションでも未経験からの経理事務職へのチャレンジをサポートしています。雇用期間の制限のない社員(無期雇用派遣スタッフ)として入社し、安定して働きながら経理事務としてのキャリアアップを目指しましょう。

Q.2採用担当者は志望動機のどんなところを気にしていますか?

経理事務は、経理・会計に関連するスキルやPCスキルなどさまざまなスキルに加え、業務に関する誠実さや責任感、正確性が求められる職種です。

そのため、採用担当者はミスマッチを防ぐために志望動機を見て主に以下の点をチェックしています。

  • 経理業務に必要な各種スキルを保有しているか?
  • 記載内容が具体的か?
  • 経理職への理解があるか?
  • 福利厚生や賃金など条件面にこだわりすぎていないか?

上記の点を見て総じて採用するメリットがあるかを採用担当者は判断します。採用担当者が重視するポイントをおさえて、採用担当者への訴求力の高い志望動機を作成することが採用への近道といえるでしょう。

詳細についてはマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーからお伝えすることも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

採用担当者が魅力を感じる志望動機を作成して経理事務としてのキャリアをスタートしましょう

経理事務は、一般事務と異なり、経理や会計に関する専門的な知識やスキル、秘密を厳守できる誠実さやモラルなど、求められるスキルも少なくありません。

しかし、企業にとって経理の業務は必要不可欠な業務であるため、一度身につけたスキルや経験は決して無駄にならないだけでなく、経理や会計に携わることでビジネスセンスや経営者側の視点も身に付くことから、経理事務の経験は新たなキャリアを築くうえで大きくプラスとなることでしょう。

そんな経理事務の仕事に就くためには、まずは採用担当者に刺さる志望動機を作ることが欠かせません。今回解説した3つの重要ポイントや例文を参考に、魅力的な志望動機を作成しましょう。

また、未経験から経理事務として働きたいなら、ぜひマイナビキャリレーションにご応募ください。マイナビキャリレーションでは、経理事務の仕事に欠かせないビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、PCスキルについての研修も用意しており、未経験者をしっかりサポートいたします。「未経験だから」「スキルが不安だから」と諦めず、ぜひ経理事務の仕事にチャレンジしましょう。

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この記事を書いた人

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

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