旧式のOS、ブラウザでご利用になっています。
最新のOS、ブラウザにアップデートしてください。

事務職がつらい。その理由と、つらさを乗り越える対処法

マイナビキャリレーション編集部
事務職 つらい

事務職は「誰にでもできる楽な仕事」と思われがちですが、実際にやってみると思ったよりも「つらい」と感じる人も少なくないようです。

この記事では、事務職に興味を持っている方や、事務職の仕事を「つらい」と感じている方に向けて、つらいと感じる理由や、つらさへの対処方法について解説していきます。

目次

事務職がつらいと感じてしまう4つの理由

事務職がつらいと感じる理由は、人によって、職場によってもさまざまですが、いくつかの傾向があります。ここでは、代表的な4つの理由をご紹介します。

1単調で飽きやすい、成長が見えにくい

事務職の仕事は、データ入力や文書作成、ファイル整理など、マニュアルやルールに沿って行うルーティンワークが中心です。

毎日同じような仕事が繰り返されるため、単調な仕事でつまらないと感じてしまう人もいます。ミスなくスピーディーにこなさなければならないというプレッシャーや、創意工夫の余地が少ないこと、新たなスキルや知識を習得できないという成長実感の乏しさなどが、つらさに繋がる場合があります。

2人間関係・依頼の板挟みがストレス

事務職は基本的に1日中オフィスで仕事をします。毎日同じメンバーと顔を合わせ、それぞれの状況や関係性に気を遣いながら仕事を進めるため、周囲の人との相性や職場の雰囲気によっては、気疲れしてしまうことがあります。

また、顧客と営業、管理部門と事業部門、上司と同僚など、人と人との間で連絡や調整を行うこともよくあります。そこで双方から相反する要望が寄せられたり、「自分の依頼を最優先してほしい」と複数の人から言われたりするなど、板挟みになって苦労する場合もあります。

3給与・将来性への不安

組織の中で上を目指したい、たくさん稼ぎたいという人にとっては、給与や将来性に対する不安が「つらい」の理由になっています。

事務職はほかの人のサポート役を担うことが多く、自分の仕事の成果が数字などで見えにくい仕事です。正社員であれば安定はしていますが、普段の業務の中で大きなチャレンジをしたり、成果を出して大幅な昇給や昇格を狙ったりするのは難しいポジションです。残業が必要な場面も少ないため、人一倍働いて稼ぐというのも、あまり現実的ではないでしょう。

4雑用の線引きが曖昧

事務職は、自分の担当業務を持ちながら、ほかの社員のサポートをすることが多い仕事です。突発的な仕事や、担当者のはっきりしない雑務を頼まれることもあり、「これって本当に私がやる仕事?」という疑問に繋がることもしばしばあります。

業務範囲が曖昧で、仕事と雑用の区別がはっきりしない点も、事務職がつらくなる理由の1つです。

それでも事務職を選ぶ4つのメリット

ここまで、事務職が「つらい」と感じる理由を解説してきました。人によってはつらく感じることもある事務職ですが、実際は女性を中心にとても人気の高い職種でもあります。

なぜ就職や転職で事務職が選ばれるのでしょうか。事務職の主なメリットを4つご紹介します。

1生活リズムを整えやすい

1つ目は、事務職の多くは土日祝日が休みで、ほぼ残業がないという点です。医療や介護、製造業など夜勤ありのシフト勤務や、土日や夜の勤務が多い飲食などのサービス業と比べると、生活リズムを整えやすく、無理なく働くことができます。

家族と予定を合わせやすいため、子育てや介護など、家族のケアをしている方でも続けやすい仕事です。

2体力負担が少なく長く続けやすい

事務職はオフィス内で座って行う業務が中心で、立ちっぱなしの仕事や力仕事は基本的にないので、事務職に必要なスキルさえあればこなすことができます。

体力面での負担が少ないため、妊娠中や出産後、持病のある方などでも長く続けやすい仕事です。

3未経験から挑戦しやすい

事務職は特別な資格などが必要なく、中には未経験者OKの求人もあります。接客業で身に付けたコミュニケーション能力など、事務職以外の職種での経験が活かせる面も多く、未経験者がチャレンジしやすい点もメリットです。

4社会人基礎力とPCスキルが身に付く

事務職は毎日パソコンを使ってオフィス業務全般をこなすため、パソコンスキルが自然と身に付きます。また、電話やメールへの対応や来客応対を通して、ビジネスマナーも身に付きますし、さまざまな人とやりとりする中で、組織の中の人間関係や仕事の流れを知ることもできます。

このように事務職を通して身に付くスキルや経験は幅広く活かせるため、ほかの職種に転職する際などにも役立ちます。社会人としての基礎力を高めることができるのは、事務職の大きなメリットと言えるでしょう。

事務職の「つらさ」を和らげる仕事術

ここまで見てきたように、事務職は多くの魅力があり、チャレンジする価値のある仕事です。人によっては「つらい」と感じることがあるものの、そのつらさは対策や努力によって軽減することもあります。

ここからは事務職の「つらさ」に対する対策をご紹介していきます。

ルーティンワークを最適化する

毎日同じような仕事の繰り返しでつまらない、飽きてしまうというつらさを感じているなら、ルーティンワークをいかに効率よく素早く片付けることができるか追求してみましょう。ルールに反しない範囲で工夫すれば、仕事に変化が生まれ、新しいスキルも身に付きます。

例)

  • 1日の中でルーティンワークのみに集中して取り組む時間をあらかじめスケジュールに入れておく
  • よく使うパソコン操作のショートカットキーを覚えて、作業スピードをアップする
  • 頻繁に作成する文書やメール文面はすべてテンプレート化して、作業時間を短縮する
  • 日次で行っていたデータ入力を週に1度まとめて行うなど、同じ業務を集約する

ミス防止の型を作る

いつも仕事の締め切りに追われている、焦ってミスを連発してしまうなど、業務管理の面でつらさを感じている人におすすめなのが、ミスを防止するためのツールやフォーマットです。自分がやりがちなミスを振り返って、それを防ぐためには何が必要か考えてみましょう。

例)

  • 文書提出やメール送信前のチェックリスト(宛先、日付、誤字・脱字、言葉遣いなど)
    ※自分でチェックしたあと、上司もチェックするダブルチェック体制にするとより安心です。
  • ファイル命名ルール表(ファイル名をつける際に迷わず、目的のファイルを探しやすくなる)
  • 締め切り逆算カレンダー(よく発生する業務の段取りと必要日数をまとめておく)

人間関係の負荷を下げる伝え方

忙しい相手への頼み事や、複数人の間での交渉・調整などにストレスを感じてしまう人は、伝え方の「型」や台本を作っておきましょう。以下の例文を参考にしてみてください。

例)

  • 依頼をするときの伝え方(①クッション言葉 ②依頼事項 ③目的 ④期限 ⑤優先度)
  • お忙しいところ申し訳ありません。
    今月分の集計結果をまとめましたので確認いただけますでしょうか。
    数字を⚪︎月⚪︎日の営業会議資料に入れる必要があるため
    再集計が必要になったときの作業時間も考えて、2日前の⚪︎月△日正午までにお戻しいただけるとありがたいです。
    昨日お願いした◼︎◼︎よりもこちらの方が急ぎのため、優先してご対応ください。スケジュール的に難しい場合は、その旨お知らせいただければ幸いです。

  • 依頼を断るときの伝え方(①クッション言葉 ②結論 ③理由 ④代替案 ⑤検討依頼)
  • 先日ご依頼いただいた社内勉強会の事務局業務の件、大変申し訳ないのですが
    私はお受けするのが難しい状況です。
    ちょうど四半期の締めと重なっているため、⚪︎⚪︎の作業時間を確保しておく必要があるのです。
    チーム内で相談したところ、週△時間程度であれば◻︎◻︎さんが対応できるかもしれないとのことです。
    あらためてご検討いただき、必要な場合は▲課長を通じて◻︎◻︎さんに依頼いただけますでしょうか

メンタルケア

事務の仕事でメンタルが落ち込みやすい方は、無理をしすぎず、適切に自分のメンタルケアができるようにあらかじめ対策しておきましょう。

例)

  • 仕事で苦手分野がある
    対策:苦手克服に向けた具体的なステップを考え、期間を決めて小目標を達成していく
  • 人間関係の悩みを引きずりがち
    対策:職場内または職場外で、相談できる相手を見つける。業務終了後は気分を切り替えられるよう趣味や楽しみの時間を確保する
  • 成長実感が持てない
    対策:仕事を通して身に付いたこと、業務改善に取り組んで得られた成果などを記録し、可視化する※〇日、〇件、〇時間、〇%など、できるだけ数値化できる達成目標を立てるとよい

事務職として働きやすい職場の見極め方

事務職の仕事内容に満足していても、職場の雰囲気や体制によって仕事がつらくなる場合もあります。求人に応募する前に、事務職として働きやすい職場を見極めるためのポイントを押さえておきましょう。

求人票で見るポイント

ワークライフバランスを重視するなら平均残業時間や休日の日数、在宅勤務のしやすさなどを、求人票でチェックしましょう。

また使用するソフト(Excel、Word、会計ソフトなど)の記載は、業務の難易度やスキル適性を判断する重要な情報になります。

面接での質問例

採用面接では大抵「何か質問はありませんか」と逆質問を求められるので、気になる点を確認するチャンスです。事務の仕事で自分がつらくなりそうなポイントがあれば、あらかじめ対策を立てられるよう実態を探っておきましょう。

ただし、求人票を見ればわかることをあえて聞く、疑ってかかるようなネガティブな聞き方をするなどはNGです。仕事への意欲をアピールできるような、前向きな聞き方ができるとよいでしょう。

例)

  • チームの人数や人員構成について教えてください
  • 〇〇の業務の目標と、成果の評価方法について教えてください
  • 繁忙期や、残業の多い時期などはありますか?その際はどのような体制で業務にあたるのでしょうか
  • 業務を開始する際の引継ぎについて教えてください。前任の方からの説明や、業務マニュアルなどはあるのでしょうか
  • 業務のミスを防ぐために、どのような対策をされていますか?
  • 求人票に書かれている業務以外で、担当する可能性のある業務について教えてください

要注意サイン

求人票の内容や、面接での逆質問への回答からは、実際に働いたときにつらくなるリスクも読み取ることができます。

たとえば、常に同じ職種の求人を出している企業は、何らかの理由で離職率が高い可能性があるため慎重に検討しましょう。

また、面接で引継ぎやマニュアルについて質問したときに、「口頭で指示をするのみ」という回答であれば、業務内容が曖昧で、属人化している可能性があります。こういったケースでは、業務を進めるうえで「何が正解なのかわからない」「誰に聞いたらいいのかわからない」などのストレスを抱えるおそれがあります。

業務の目標があいまい、評価基準について聞いたときに「努力」「やる気」「貢献」など感覚的な言葉が出てくる、などのケースも注意しましょう。評価が上長の主観に左右されてしまう可能性があります。

勤務地や給与、福利厚生などわかりやすい点だけでなく、さまざまな側面から応募先を検討することで、つらくなるリスクを減らすことができます。

マイナビキャリレーションではキャリアアドバイザーがあなたに合った職場を一緒に探します

事務職未経験の方や、社会人経験の浅い方は、働きやすい職場を見極めるのを難しく感じるかもしれません。そんなときは、無期雇用派遣の制度を利用して転職先を探すのも1つの方法です。マイナビキャリレーションでは、専属のキャリアアドバイザーがあなたの強みや経験を踏まえ、最適な職場をご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。

未経験から事務職にチャレンジできる

マイナビキャリレーションに
応募する

事務職のキャリアプラン

事務職の将来性に不安を感じている方は、「キャリアプラン」と言われてもピンと来ないかもしれません。しかし実際は、事務職にはさまざまなキャリアプランが考えられます。

大きな変化は望まず、長く安定して仕事を続けることも、1つのプランです。また、事務職での経験を活かして、営業や人事、経理など、より専門性の高い職種にキャリアチェンジする選択肢もあります。事務のプロフェッショナルとしてチームを率いる管理職を目指す道も考えられます。

自分が5年後、10年後にどう働き、どう暮らしたいか、具体的に考えてキャリアプランを立てることで、将来への不安は軽減できるかもしれません。

よくある質問

最後に、「事務職のつらさ」に関して転職希望者からよくある質問と、マイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーからの回答をご紹介します。

Q.1事務職の仕事は、生成AIの進化や仕事の自動化で減っていくのでしょうか?

これまで事務職が担当していたデータ入力や書類作成、ファイル整理など、マニュアルやルールに沿って行うルーティンワークは、自動化が進んでいく可能性が高いでしょう。

ただし、自動化するには業務をよく理解している人が指示を出す必要がありますし、機械化された仕事も最終的には人の目で品質チェックを行います。そのため、事務職の仕事が完全になくなることはありません。

AI時代にも活躍できる事務職になるためには、AIを使う側になれるようにパソコンスキルを高めるとともに、コミュニケーションや気配りなど、人にしかできないスキルを磨くことをおすすめします。

Q.2人間関係が不安です。入社前に何を確認すべきでしょうか?

配属先の人員構成や、仕事の指示系統、成果の評価方法など具体的に確認するとよいでしょう。誰から仕事の指示を受けるのか、仕事の連絡はどのように行うのか、上長との距離は近いか遠いかといった点も重要です。休みの取りやすさや、繁忙期の助け合い体制などからも、職場の雰囲気を予想することができます。可能な範囲で質問してみましょう。

複数の企業に応募している場合は、各社に同じ質問をして回答を比較すると、人間関係や組織風土の違いが見えてきます。

事務職が「つらい」状況は、事前の対策で回避できる!

事務職は、「つらい」と言われることもありますが、魅力も多く人気の高い仕事です。職場を慎重に選び、この記事でご紹介したような仕事術を駆使すれば、つらい状況を回避したり、軽減したりすることも可能です。

自分が事務職に向いているか自信のないときは、まずは派遣という雇用形態から始める選択肢もあります。自分の目指したい将来像や、仕事に求める条件を考えたとき、事務職にメリットがあると感じたら、ぜひチャレンジしてみてください。

未経験から事務職にチャレンジできる

マイナビキャリレーションに
応募する

この記事を書いた人

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

合わせて読みたい関連記事

マイナビキャリレーションに応募する

Facebookページ - マイナビキャリレーション編集部
マイナビキャリレーションとは、マイナビが提案する「無期雇用派遣」という新しい働き方です。