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【すぐに使える例文つき】営業事務の自己PR作成のポイントと手順を解説

マイナビキャリレーション編集部
営業事務 自己PR

営業事務は営業チームの一員として企業の成長にも貢献できることから、特にやりがいや達成感を感じられる仕事と言えるでしょう。

そこで、この記事では営業事務の仕事内容や平均年収と合わせて、転職の際、採用担当者に刺さる自己PRの作成手順や3つのアピールポイント、すぐに使える自己PRの例文を解説します。

目次

営業事務の仕事内容と平均年収
営業事務の自己PRを作る手順
営業事務への転職|自己PRで重視されるポイント3つ
すぐ使える営業事務のポイント別自己PRの例文
採用担当者に響く自己PRを作成して営業事務としてのキャリアをスタートしましょう

営業事務の仕事内容と平均年収

自己PRを作成する前に、まず営業事務の仕事内容を知り、どんなことができると採用担当者に刺さる自己PRになるのか考えましょう。

営業事務は営業メンバーの後方支援を行う仕事です。具体的には、必要な書類作成(見積書・契約書・発注書・申込書・納品書・受領書・請求書等)やデータ入力、顧客や在庫等の管理など、直接的な営業にも関わり深い業務を担います。

事務的な仕事のほかに、来客・電話・メール対応なども行います。一般事務と比べると、社内や社外の人と接する機会が多いため、さまざまな世代や立場の方と円滑な人間関係を築ける高いコミュニケーションスキルやビジネスマナー、取扱商品・サービスに関する知識なども求められる仕事です。

営業事務の仕事内容を理解しておけば、自己PR文を書く際に採用担当者がどんなスキルや経験のある人を評価するかがわかります。

営業事務の平均年収は約360万円となっています(2024年11月マイナビクリエイター調べ)。ただし、スキルやキャリア次第ではそれ以上の年収を得ることも可能です。

営業事務の自己PRを作る手順

希望する企業の営業事務として採用されるためには、自身の能力やスキルを効果的にアピールした、魅力的な自己PRが不可欠です。

ここでは、採用担当者に刺さる自己PRを作成するための手順をご紹介します。

手順1自分のスキルや経験の棚卸し・自己分析をする

魅力的な自己PR文を作るために真っ先に行いたいのが、これまでの職歴や資格取得で得たスキルや経験を書き出し、客観的にまとめる棚卸しです。

書き出す際には学歴や職歴だけではなく、そのときに「何をしたのか」「何を学んだのか」「何が身に付いたのか」に焦点を当てて具体的に書き出すことがポイントです。書き出すうちに、自分の得意なことや仕事との向き合い方、強みがわかってきます。

これまでに事務の仕事に携わったことがない方も、営業事務の仕事に紐づけられるスキルや経験があればアピールポイントになるので書き出しましょう。

手順2営業事務の1日の流れを理解する

次に、営業事務の仕事の流れを理解し把握しましょう。営業事務の仕事の1日の流れを見れば、企業が営業事務にどんなスキルを求めているかを見極めることができ、内定への第一歩に繋がります。

営業事務は出社後に営業メンバーから依頼を受けた資料の作成やメールの対応、営業メンバーとのミーティングなど営業メンバーと常に深く関わる仕事です。また、クレームやミスなどがあれば、同時進行でその対応もしなければなりません。さらに、郵便物や宅配便の発送、発注業務、見積書の作成なども営業事務が担う仕事です。

仕事の流れを見れば、資料作成スキルやPCスキル、コミュニケーションスキル、スケジュール管理スキルなどのスキルが営業事務に求められていることがわかります。自分にすでに身に付いているものがあれば強くアピールし、足りないものがあれば身に付けられるように取り組みましょう。

手順3繋がりを意識しながら自己PR文を作成する

営業事務の仕事への理解を踏まえたうえで、棚卸しした自分のスキルや実績等を整理し、何を自己PR文に盛り込むか検討していきましょう。重要な点がぼやけないようにアピールポイントは2、3点に絞ることで、相手にも伝わりやすくなります。

自己PR文を作成するときには、独りよがりな文章にならないことも重要です。自分のスキルや強み、保有資格や実績のアピールだけでなく、それらを生かしてどのように企業に貢献できるかなど企業との繋がりを意識した文章にすることで魅力的な自己PR文を作成できます。

手順4何度も読み返したりフィードバックをもらいながら添削する

作成した自己PR文は、自分で何度も読み直して推敲を重ねるだけでなく、ほかの人にも読んでもらい、フラットかつ客観的な意見のフィードバックをもらいましょう。文章がわかりやすいか、アピールポイントが絞られているか、ロジカルに書かれているかなど大事な点を第三者視点で俯瞰してみることで、より魅力的な文章にブラッシュアップすることができます。

営業事務への転職|自己PRで重視されるポイント3つ

営業事務への転職を成功させるためには、自己PRで企業の採用担当者がチェックしているポイントをおさえておくことも重要です。以下、営業事務の自己PRで重視されるポイントについて解説します。

営業事務に必要なスキルを持っているか

営業事務に必要なスキルは、以下の通りです。

企業が営業事務に求める5つのスキル

  • コミュニケーションスキル
  • パソコンスキル
  • 作業の正確性・スピード
  • スケジュール管理能力
  • 臨機応変な対応

営業事務は、営業メンバーや部署内の社員だけでなく、取引先や顧客などさまざまな人と接する業務が多い仕事です。そのため、あらゆる年齢・立場の人と円滑な人間関係を築ける高いコミュニケーションスキルが欠かせません。また、資料作成や見積書の作成などパソコンを使う業務も多いため、Word(ワード)やExcel(エクセル)などの基本的なソフトを使いこなせるだけでなく、会社独自のソフトも正確かつスピーディに使いこなせるパソコンスキルも必要です。

また、営業メンバーの動きと合わせて、通常業務に加えて依頼される業務をこなすスケジュール管理能力や臨機応変に対応できる柔軟性も欠かせません。

この5つのスキルは営業事務として働くのであれば身に付けておきたいものばかりです。保有しているスキルがあればしっかり自己PR内でアピールしましょう。

営業事務としての経験や関連する経験があるか

営業メンバーと連携して動くことも多い営業事務には、扱う商材やサービスの知識など営業の仕事への理解やセンス、さらに場に応じて必要な行動をとれる対応力・調整力も必要です。これら経験によって培われるものであることも多いため、営業事務の実務経験は大きなアピールポイントとなります。

営業事務の実務経験がなくても、一般事務や接客業、営業など営業事務に近い業務経験も評価されるので、こちらもアピールポイントとして活用しましょう。

業務に役立つ資格を保有しているか

営業事務の仕事で必須の資格はありません。しかし、営業事務の仕事に役立つ資格を持っていれば、能力・スキルが客観的に評価される場合もあります。

営業事務に役立つ3つの資格

  • MOS(Microsoft Office Specialist/マイクロソフト オフィススペシャリスト)
  • 日商PC検定
  • 秘書検定

Word(ワード)やExcel(エクセル)などOffice製品のスキルレベルを証明できる「MOS」や「日商PC検定」のほか、社会人としての基本的なビジネスマナーや常識、人間力を証明できる「秘書検定」などは、営業事務の業務に役立ちます。上記の資格をまだ取得していなくても、現在取得に向けて勉強している場合は、その点についてもアピールしましょう。

すぐ使える営業事務のポイント別自己PRの例文

自己PR 例

営業事務への転職時に役立つ自己PRの作成手順と、採用担当者が重視するポイントを解説してきました。ここでは、そのポイントを踏まえて具体的に経験者・未経験者別に営業事務の自己PRの例文を紹介します。

経験者向け/営業事務の経験などをアピールした例文

私は現在、商社の営業事務として5名の営業メンバーのサポートを担当しています。詳しくわかりやすい資料の作成、スケジュール調整など、営業メンバーが営業活動に集中できるように、それぞれの営業スタイルに合わせて最適な環境づくりをするために業務を先回りして行ってきました。

私の強みは、協調性、作業の正確性、そして周囲の状況を把握し行動できる点です。特に、営業スタッフや顧客が声をかけやすいように常に笑顔を心がけており、どんなタイプとも良好な関係を築くことができると自負しています。貴社では、営業メンバーの一人ひとりに寄り添ったアプローチやサポートをすることで、貴社の売上に貢献したいと考えています。

経験者向け/社風・傾向への理解をアピールした例文

私はこれまでの営業事務としての経験を通じて、業務の効率化やチーム内での円滑なコミュニケーションの重要性を深く理解しています。特に、営業チームとの連携を強化することで、業務の進行がスムーズになり、目標達成に向けて大きな成果をあげることができました。ExcelやPowerPoint(パワーポイント)を駆使した資料作成を得意としており、営業メンバーからも顧客からも「わかりやすい」と評価をいただいています。

また、貴社が大切にされている「チームワーク」や「お互いにサポートし合う姿勢」に共感しており、私もその一員として、積極的に貢献できると考えています。営業事務として、これまで培った業務スキルを生かし、貴社の営業部の目標達成に向けて尽力していきます。

未経験者向け/営業事務に必要なスキルを持っていることをアピールした例文

私の強みは周囲の人と協調しながら効率的に物事を進めることができるところです。前職は営業メンバーとして3年間働いてきましたが、社員数が少なかったため事務の業務も行うことがありました。そこで社員の負担軽減のために資料のフォーマット化やスムーズな連携を図るためのチャットの導入などさまざまな取り組みを行い、業務の効率アップを実現しました。

貴社では、営業メンバーとしてこれまでに培った営業力やコミュニケーションスキル、パソコンスキルを生かし、営業部門の成績アップに貢献して参ります。

未経験者向け/仕事に役立つ資格を持っていることをアピールした例文

私の強みは、コミュニケーション能力とパソコンスキルです。私は常に笑顔とていねいな対応を心がけており、誰とでもすぐに打ち解けることができます。このコミュニケーション能力は営業事務の職場でもチームメンバーや顧客との良好な関係を築き、よりよい成果をあげられると考えています。

もう1つの強みであるパソコンスキルですが、パソコンを使いこなせるようになりたいと高校在学中に「MOS」を取得しており、そのスキルを駆使して制作したゼミや研究発表時の資料は指導者や学生からも高く評価されました。

私は営業事務の経験こそありませんが、資格取得を通じて培ったパソコンスキルと持ち前のコミュニケーション能力を生かして、貴社の成長に貢献していきたいと考えています。

採用担当者に響く自己PRを作成して営業事務としてのキャリアをスタートしましょう

希望の企業への転職を成功させるためには採用担当者に響く自己PR作成が欠かせません。営業事務として転職を成功させるには、採用担当者が自己PRで重視する3つのポイント営業事務に必要なスキルを持っているか営業事務としての経験や関連する経験があるか業務に役立つ資格を保有しているか」を自己PR作成時におさえて書くことで訴求力の高い自己PR文を作ることができます。

営業事務の仕事に興味を持ち、自分も営業事務として働きたいと思った方は、無期雇用派遣という働き方も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

マイナビキャリレーションでは、ビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、パソコンスキルについての研修もご用意していますので、未経験からでも営業事務にチャレンジすることができます。ぜひマイナビキャリレーションへのご応募もご検討ください。

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この記事を書いた人

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

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