旧式のOS、ブラウザでご利用になっています。
最新のOS、ブラウザにアップデートしてください。

事務職の正社員への採用は難しい?正社員になるための3つのポイント

マイナビキャリレーション編集部
事務職 正社員 難しい

近年、人気の高い事務職への正社員採用は、応募者が多いために狭き門となっています。特に未経験からのチャレンジとなると、「本当に正社員になれるのだろうか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は各事務職についての解説と合わせて、有効求人倍率から見る事務職への転職の実情や事務職の正社員になるための3つのポイントを解説します。

目次

事務職とは

事務職とは、会社や組織の日常業務を裏方から支え円滑に進むようサポートする職種です。さまざまな事務業務を一手に担う一般事務のほか、専門分野に特化した事務職もあります。

一般事務

一般事務は企業にとって不可欠な基盤的ポジションとなる職種です。電話応対や来客案内、会議資料作成、受発注対応、伝票の作成、備品管理など多岐にわたる業務を担い、全業務を通じて正確さと効率性が求められます。一般事務の業務経験は、基本的なビジネススキルの習得にも繋がるため、ほかの専門事務やチームリーダー、管理職などへのキャリアアップにも役立つ土台になるでしょう。

一般事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

営業事務

営業事務は、営業部門を支える重要な職種です。受注処理、見積書や請求書の作成、顧客対応、データ入力、資料作成などの業務を担います。Excel(エクセル)やWord(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)を活用したデータ集計や資料作成のスキル、コミュニケーション能力や調整力が求められます。

営業事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

医療事務

医療事務は病院やクリニックでの受付業務や診療報酬の計算などを主に行う職種です。医療機関ならではのレセプト作成などパソコンを使った業務も多いため、パソコンスキルが欠かせません。また、患者や医師・看護師などと接する機会も多いことからコミュニケーション能力や調整力も必要です。専門知識やスキルが求められますが、「医療事務検定試験」などの資格を取得することで比較的未経験からでもチャレンジしやすい職種です。

医療事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

貿易事務

貿易事務は海外との取引に関わる職種で、輸出入に関する書類の作成、通関手続き、輸送手配、海外との連絡調整などを行います。業務においては海外とスムーズにやりとりできる高い英語力や貿易に関する専門知識、調整力が求められます。グローバルな視点で活躍できる職種であり、語学力を活かしたい方に適しています。

貿易事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

学校事務

学校事務は教育機関の運営を支える重要な職種です。主な業務として、備品管理、書類作成、データ入力、電話・来客対応、学生の手続き、教職員のサポートなどを行います。高いコミュニケーション能力に加え、正確な事務処理能力と効率的なスケジュール管理・調整力が求められます。年間スケジュールが比較的安定しており、プライベートとの両立がしやすいため人気も高いです。

学校事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

総務事務

総務事務の業務内容は備品や設備の管理、社内イベントの企画・運営、電話・来客対応など多岐にわたります。さまざまな業務で多くの関係者と協業するので、スムーズな調整能力やマルチタスク能力が求められます。業務の幅が広い分、組織全体を俯瞰する視点が身に付くため、将来的にマネジメント職を目指す方にとって適した職種です。

総務事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

人事事務

人事事務は、採用・労務管理・給与計算など人材に関わるさまざまな業務を担当する職種です。社員や社内外の関係者、応募者などと日常的にやり取りする業務が主となるため、高いコミュニケーションスキルを活かせる職種です。人事・労務全般を担う経験を積むことで、幅広いスキルが身に付きます。

人事事務についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

有効求人倍率から見る事務職への転職

現在の日本の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍(2025年5月時点)で、全体的には求人が求職者よりやや多い状態が続いています。正社員に限定すると有効求人倍率は1.16倍となっており、ほぼ需給が均衡しています。

一方、事務職の正社員に限定した有効求人倍率は0.31倍で、求職者1人に対し求人は0.31件しかありません。つまり、事務職の正社員求人はほかの職種に比べて少なく、求職者の競争が激しい「買い手市場」となっているため、転職の難易度が高いと言えます。

有効求人倍率とは

有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。「求人」と「求職」のバランス(労働市場の需給状況)を表わしており、雇用動向や景気の動きを示す重要指標の1つです。

有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数

有効求人倍率が1よりも大きい場合は売り手市場、1よりも小さい場合は買い手市場となります。

事務職の正社員の求人数

マイナビ転職で求人を調べてみると、事務職の全雇用形態での求人数は3,795件、「正社員」「未経験OK」などの条件で絞り込むと336件となります(2025年7月時点)。

もともと求人数が少ない正社員の事務職に未経験でチャレンジするのは難易度が高いため、まずはマイナビキャリレーションの無期雇用派遣という働き方から始めて、次に正社員を目指すという選択肢もあります。

マイナビキャリレーションについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

事務職の正社員になるための3つのポイント

競争率の高い事務職ですが、派遣から正社員を目指すなら以下の3つのポイントが鍵です。

ポイント1PCスキルを高める

事務職の業務はパソコンを使う業務が主となるため、高いパソコンスキルを身に付けることが第一のポイントです。

メールの作成・送受信などの基本的なパソコンスキルに加え、文書作成ソフトのWord、表計算ソフトのExcel、プレゼン資料等作成ソフトのPowerPointなどの各種ソフトを迅速に正しく操作できるスキルは欠かせません。

ポイント2資格を取得する

正社員を目指すなら客観的なパソコンスキルの証明として、資格を取得することも、信頼感や評価を高める大きなポイントです。

  • MOS・日商PC検定:PCスキルを証明
  • 秘書検定:ビジネスマナーや言葉遣いなど社会人としての常識があることを証明
  • 日商簿記:経理・財務の実務に必要な知識・スキルを証明
  • ITパスポート:ITの基礎知識を証明
  • ビジネス文書検定:社外向け文書の作成力を証明

上記のような実務能力をアピールできる資格は有効な武器となります。特に簿記やIT関連知識は高く評価される傾向があります。まだ資格を取得していなくても、取得に向けて取り組んでいるものがあればアピールしましょう。

事務職に役立つ資格についてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

ポイント3事務職未経験の場合、今までの経験がどのように事務に活かせるか棚卸しする

事務職未経験の方は、これまでの経験で培ってきたポータブルスキルや知識・資格を棚卸ししましょう。

棚卸しすることで自分の強みを客観的に把握でき、応募書類や面接で説得力のあるアピールとして活用できます 。たとえば、正確性や調整力、スケジュール管理能力、コミュニケーション能力など事務業務に直結するスキルがあれば、それらをしっかりアピールすることで未経験であっても伸びしろを評価されて正社員として採用されるチャンスも広がります。

マイナビキャリレーションで未経験からでも正社員で事務職を目指す

競争率の高い事務職ですが、事務職に特化した無期雇用派遣サービスのマイナビキャリレーションを活用すれば、未経験からでも事務職の正社員を目指すことが可能です。

マイナビキャリレーションでは、未経験から事務職に挑戦できるサポート体制があり、配属先企業で社員登用制度があれば、正社員になれる可能性もあります。また一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、入社前にOAスキルやビジネスマナー・ビジネスコミュニケーション研修、eラーニングで事務職に必要なスキルを身に付けることも可能です。入社後は企業担当も加わり、2名体制でサポートを受けられるため、安心して働くことができるでしょう。配属先企業で直接雇用に転換し、正社員として採用されるケースも多いため、正社員で事務職を目指すならその第一歩として、マイナビキャリレーションの無期雇用派遣という働き方を選択肢の1つとしてぜひご検討ください。

無期雇用派遣についてさらに知りたい方はこちらからご覧ください。

また、正社員への引き抜きについて知りたい方はこちらの記事もお読みください。

マイナビキャリレーションで未経験から事務職に転職した事例

最後にマイナビキャリレーションで未経験から事務職に転職し、活躍しているケースを2つ紹介します。

事例1:幼稚園教諭から未経験経理事務へ

【Nさんのプロフィール】

  • 幼稚園教諭を約4年間経験後、ワークライフバランス改善を目指してマイナビキャリレーションの無期雇用派遣に応募
  • 現在は食品グループ会社の経理部門で経理事務として活躍中

幼稚園教諭時代は残業や休日出勤が多く「プライベートの時間を確保したい」という想いから転職を決意。事務未経験ながら、報連相を徹底してきた強みとキャリアアドバイザーの手厚い面接フィードバックにより採用され、経理部門へ配属されました。入社後は買掛金の照合・支払業務を担当し、周囲のマンツーマン指導で専門用語やExcel操作を習得。現在は1人で請求書処理を任されるまでに成長し、さらなるスキルアップのため簿記資格取得を目指しています。

事例2:販売・飲食など接客業を経て翻訳会社の事務職へ

【Tさんのプロフィール】

  • 販売・飲食など接客業を経てワークライフバランス改善と地元へのUターンを目指しマイナビキャリレーションの無期雇用派遣に応募
  • 現在は翻訳会社の一般事務として翻訳者手配・進行管理・納期管理などを担当し活躍中

土日祝に休めず残業も多かった前職から「カレンダー通りに休める事務職へ」と転職を決意。キャリアアドバイザーのサポートを受け、不安だったパソコンスキルや派遣後のキャリアについてもていねいに相談できたことでマイナビキャリレーションへの内定を獲得しました。現在は翻訳者の手配やデータのやり取り、納期調整を行い、接客業で培った状況把握力を武器に残業ほぼなしの働き方を実現しています。

マイナビキャリレーションで正社員の事務職へ

未経験から正社員の事務職を目指すなら、3つのポイント1PCスキルを高める2資格を取得する3事務職未経験の場合、今までの経験がどのように事務に活かせるか棚卸しする」をおさえておくことが重要です。

事務職として働きたいとお考えなら、ぜひマイナビキャリレーションにご応募ください。マイナビキャリレーションではビジネスマナーやビジネスコミュニケーション、パソコンスキルなどの研修を用意しており、専任のキャリアアドバイザーが事務経験のない方の転職・キャリアアップを全面的にバックアップします。

未経験から事務職にチャレンジできる

マイナビキャリレーションに
応募する

この記事を書いた人

マイナビキャリレーション

マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

合わせて読みたい関連記事

マイナビキャリレーションに応募する

Facebookページ - マイナビキャリレーション編集部
マイナビキャリレーションとは、マイナビが提案する「無期雇用派遣」という新しい働き方です。