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【すぐに使える例文つき】学校事務の自己PR作成のポイントと手順を解説

マイナビキャリレーション編集部
学校事務 自己PR

学校事務は子どもが好きな人に人気の職業となっており、応募者が多い分野です。そこで採用を勝ち取るには、採用担当者の興味・関心をひく自己PRの作成が重要となります。

この記事では学校事務の仕事内容や平均年収と合わせて、採用担当者に刺さる自己PRの作成手順や3つのアピールポイント、すぐに使える自己PRの例文を解説します。

目次

学校事務の仕事内容と平均年収
学校事務の自己PRを作る手順
学校事務への転職|自己PRで重視されるポイント3つ
すぐ使える学校事務のポイント別自己PRの例文
学校事務への転職をマイナビキャリレーションがお手伝い

学校事務の仕事内容と平均年収

採用担当者に高評価される自己PRを作成するには、学校事務の仕事内容を把握し、どんなことができると好印象を与えられるかをおさえておくことが重要です。

学校事務は教育機関でさまざまなサポートを行う仕事です。具体的には以下の業務を担います。

  • 教材の管理・発注
  • 学校施設の管理
  • 学生生活のサポートや学籍管理
  • 学生募集
  • 各証明書発行
  • 来客対応やPTA対応

学校の規模によっては人事や経理、広報の仕事などを担うこともあります。学校事務の仕事内容を理解しておけば、自己PR文を書く際に採用担当者がどんなスキルや経験がある人を評価するかがわかることでしょう。たとえば、学校事務は多くの人と関わる仕事のため、円滑なコミュニケーション能力が求められます。また、書類業務ではミスが許されないため、細かい作業を正確にこなす力も必要です。学校事務に必要なスキルについては、この後詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

学校事務の平均年収は約331万円となっています(2024年11月マイナビキャリレーション調べ)。一般的な会社の事務職とほぼ同等の数字となりますが、スキルやキャリア次第ではそれ以上の年収を得ることも可能です。

学校事務の自己PRを作る手順

希望する学校の学校事務として採用されるためには、採用担当者に評価される自己PRの作成が不可欠です。学校事務の仕事内容の理解とともに採用者側の視点を踏まえたうえで、自身の能力やスキルを効果的にアピールできる自己PRを作成することで採用の可能性を高めることができます。

手順1自分のスキルや経験の棚卸し・自己分析をする

採用担当者に訴求効果の高い自己PR文を作るために、まず自分のスキルや経験の棚卸しをしましょう。

これまでの学歴や職歴を書き出しつつ、そのときに学んだことや経験したこと、トラブルが起こったときにどうやって乗り越えたか、その結果どうなったかなど具体的に書き出していきます。そうすることで自分の強みや身に付いたスキル・特技、仕事との向き合い方などもわかってきます。

学校事務に直結する事務の仕事の経験がなかった場合は、学校事務の仕事に関連しそうなスキル・経験を書き出しましょう。

手順2応募先で役立つことをまとめる

スキルの棚卸しをした後は、応募先の学校で特に役立つスキルを整理しましょう。

たとえば、学校事務では文書作成やデータ管理など、パソコンを使う業務が多いため、高いPCスキルがあると評価されます。また、教職員・生徒・保護者など多くの人と関わる仕事のため、コミュニケーション能力も重要な強みになります。

小規模な学校では、事務スタッフが庶務・経理・総務など幅広い業務を担当することが多いため、柔軟に対応できる経験が強みになります。また、生徒対応の機会が多い場合、人と接する経験や教育機関での勤務経験があると、よりアピールに繋がります。

学校の規模や種類(公立・私立、大学・小中学校など)によって求められるスキルは異なるため、応募先の特徴に合わせて、自分の強みを選びましょう。

手順3何度も読み返したりフィードバックをもらいながら添削する

応募先に合わせた強みを書き出したら、自己PRを作成しましょう。作成した文章は、自分で何度も読み返して推敲し、わかりやすく改善します。その後、第三者に読んでもらい、客観的な意見をもらいましょう。ほかの人にチェックしてもらうことで、誤字脱字やわかりにくい表現に気づくことができ、より伝わりやすい自己PRに仕上げることができます。

学校事務への転職|自己PRで重視されるポイント3つ

学校事務への転職の成功には採用担当者が応募者の自己PRの中でチェックしているポイントをおさえておくことも重要です。

学校事務に必要なスキルを持っているか

学校事務に必要なスキルは以下の通りです。

学校事務に求める5つのスキル

  • コミュニケーションスキル
  • PCスキル
  • 作業の正確性・スピード
  • スケジュール管理能力
  • 臨機応変な対応

学校事務は教員や子どもたち、PTAや地域住民、業者など、さまざまな立場・年齢の人と接することが多い仕事です。あらゆる相手と円滑によい関係を築くことができるコミュニケーションスキルは欠かせません。

文書作成ソフトのWord(ワード)、計算処理ソフトのExcel(エクセル)、プレゼンテーションソフトのPowerPoint(パワーポイント)などOfficeの基本的なソフトを使い、正確・迅速に作業できることも必ず求められるスキルです。さらに、学校の現場ではGoogleフォームやGoogle Meet、Google Classroomなど、さまざまなGoogleアプリが導入され活用されていることから、これらのアプリの知識・スキルも求められます。

パソコン関連のスキルに加え、学生行事や教員等のスケジュールを管理する能力やその場に応じて適切な対応を取ることができる柔軟性も欠かせません。

上記のスキルはどんな規模の学校であれ、学校事務として働く際に不可欠なものです。保有しているスキルがあれば自己PRでしっかり伝えるとともに、不十分なものがあれば身に付けておくようにしましょう。

学校事務としての経験や関連する経験があるか

学校という教育現場で働く学校事務には、学校ならではの規律やルール・タイムスケジュールに合わせて動くことが求められます。これらは経験によって培われるものも多いため、学校事務の実務経験があることは自己PRでも大きな評価点となります。

学校事務の経験がなくても塾講師のアルバイトなど、これまで学校組織の中で働いた経験があれば評価されます。

業務に役立つ資格を保有しているか

学校事務に必要な資格はありませんが、持っていることでスキルや知識を有していることを証明でき、評価を上げられる資格もあります。

学校事務の業務に役立つ4つの資格

  • MOS(Microsoft Office Specialist/マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  • 日商PC検定
  • 日商簿記
  • 社会保険労務士

Office製品のスキルレベルを証明できる「MOS」や「日商PC検定」のほか、小中規模の学校では会計の知識を証明する「日商簿記」、労務管理の知識を証明する「社会保険労務士」の資格を保有していると高く評価されます。

上記の資格が未取得でも、現在勉強しているなら、その点についても自己PRで伝えましょう。

すぐ使える学校事務のポイント別自己PRの例文

自己PR 例

これまで学校事務への転職時に役立つ自己PRの作成手順と、採用担当者が重視するポイントを解説してきました。ここでは、そのポイントを踏まえて具体的に経験者・未経験者別に学校事務の自己PRの例文を紹介します。

経験者向け/コミュニケーション能力や柔軟性をアピールした例文

私の強みは必要な情報を整理し適切に対応する事務処理スキルと、あらゆる年齢・立場の人とよい関係を築けるコミュニケーションスキルです。

これまで高校で学校事務として学校運営に関わるさまざまな仕事を行ってきましたが「正確で間違いがない」と教師・生徒ともに高い評価を得ています。また、思春期で先生や親ともうまく話せないという生徒と良好な関係を築き、生徒と学校・親との架け橋となって悩みを解決したケースも多かったです。

貴校ではこれまで培ったスキルを生かし、生徒や先生、保護者や地域住民にとって信頼される学校事務として貢献したいと思います。

経験者向け/学校の雰囲気の理解をアピールした例文

私は専門学校の事務として働いています。学生と年齢が比較的近いこともあって、学生の悩みの相談にのることが多かったのですが、抱える悩みの原因が中学時代にあるケースも少なくありませんでした。学生からは「話して楽になった」「相談してよかった」と感謝されましたが、「中学生のときに力になれていれば」と思う気持ちを強く持つようになりました。

そのため貴校の学生の自主性を尊重しつつ、学生に寄り添う校風に非常に魅力を感じています。自分もその一員となって、多感な中学時代における生徒の豊かな人格形成をサポートしたいと考えています。

未経験者向け/学校事務に必要なスキルを持っていることをアピールした例文

私は大学生のときに旅館の仲居として4年間働いた経験があり、旅館のパンフレット作成や顧客管理を任されていたため、資料整理や資料作成に強みを持っています。また、どんな方とも笑顔で接することができるのも強みです。外国人のお客様が文化の違いにより旅館でトラブルとなったときにも、英語のスキルも生かしてていねいに説明し問題を解決したことから、女将からも信頼されていました。

学校事務の経験はありませんが、貴校の円滑な業務の遂行と共に、先生方や生徒、その保護者や地域の方とも円滑な人間関係を築けると自負しています。

未経験者向け/仕事に役立つ資格を持っていることをアピールした例文

私の強みはパソコンスキルです。パソコンが好きで「MOS資格」を高校在学中に取得、前職の一般事務の仕事でもそのスキルを活用して作った成果物は上司や同僚からも高く評価されています。MicrosoftのOfficeだけでなく、Googleアプリもすべて使いこなすことができます。また、仕事の幅を広げたいと思い、「日商簿記」の資格も取得しました。

私は学校事務の経験はありません。しかし、貴校の学校事務として早く業務に慣れ、これまでに習得した資格やスキルを生かして学校の広報やスケジュール管理など、さまざまな業務で貢献したいと思っております。

学校事務への転職をマイナビキャリレーションがお手伝い

希望の学校への転職を成功させるためには採用担当者に響く自己PR作成が欠かせません。学校事務として転職を成功させるには、採用担当者が自己PRで確認したいと思っている3つのポイント学校事務に必要なスキルを持っているか学校事務としての経験や関連する経験があるか業務に役立つ資格を保有しているか」を自己PR作成時におさえて書くことで訴求力の高い自己PR文を作ることができます。

学校事務への転職を考えている方はマイナビキャリレーションへご相談ください。事務未経験の方向けの必須スキルの研修や実践的なシミュレーション研修で転職をサポートいたします。

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この記事を書いた人

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マイナビキャリレーション編集部

マイナビキャリレーション編集部は、運営元であるマイナビキャリレーションのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。事務職としてキャリアアップを目指す皆様へ有意義な情報を届けられるよう日々奮闘中です。

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